Anime Master マツモト零士さんが宇宙へ旅立つ!
今回彼の素晴らしい歴史を調べてみました。
皆さん、一緒に確認していきましょう。

アニメ

プロフィール

 1.氏  名 : 松本 晟(まつもと あきら)
 2.生年月日 : 1938年1月25日
 3.没年月日 : 2023年2月13日(85歳)
 4.出 身 地 : 福岡県久留米市
 5.血 液 型 : B型
 6.職  業 : 漫画家
 7.ジャンル : SF漫画
 8.所  属 : 株式会社 零時社

今までの経歴について

 父親は、大日本帝国陸軍の軍人だったようです。又、陸軍航空部隊の古参の操縦者
(パイロット)でもあり、第二次世界大戦中、その父がテストパイロットを実施していたため、
 4歳から6歳まで兵庫県明石市の川崎航空機の社宅に住んでおり、その後は、母親の実家がある
 愛媛県喜多郡新谷村(現在の大洲市新谷町)に疎開れていたようです。この時、アメリカ軍の
 戦闘機や、松山市へ空襲に向かうB-29などの軍用機を多数目撃
、この体験が後の作品に影響を
 与えたと本人曰く。このB-29は、かなり昔に私の父や母から聞いたことがありますが、
 実際に見たことがないので、あまりイメージがしにくいですが。

 そんな厳しい中で、小学生のころから漫画少年で、同人グループ「九州漫画研究会」を結成し、
 同人誌「九州漫画展」を主宰しておられた。特に、彼が漫画家を志した理由は、小学2、3年頃
 の学級文庫で、手塚治虫氏の漫画『新宝島』『キングコング』他にかなりの影響を受けた
 そうです。それから、地道に漫画を書き続けられて、1954年に福岡県立小倉南高等学校1年生の
 時に、投稿作「蜜蜂の冒険」が『漫画少年』に掲載され漫画家デビューとなった。

 高校卒業後の1957年に、月刊少女雑誌『少女』での連載が決定して上京し、1960年前後から
 少年誌、青年誌にも進出していかれた。少年時代からSF小説を愛読して育ったため、SF漫画
 などを好んで描いていたが、不人気で打ち切りも多かったようです。
 ただ、それでもひたすら漫画を書き続けた結果、1971年から『週刊少年マガジン』に連載した
 『男おいどん』で、1972年に講談社出版文化賞受賞された。

 1974年の秋から放送されたテレビアニメ『宇宙戦艦ヤマト』には、企画途中から参加。
 かねてからアニメ作りを願望していた彼は全面的に携わり、本放送時には低視聴率に
 終わったものの、再放送により、1977年の劇場版アニメ公開時には、社会現象を巻き起こした
 ぐらいの人気作品となり、これがアニメブームのきっかけとなり、彼はアニメ制作会社の
 東映動画にイメージクリエイターとして起用されようになりました。

 又、自ら企画として温めていた『銀河鉄道999』『宇宙海賊キャプテンハーロック』
 ヤマト人気により、アニメ化が決定され、特に『銀河鉄道999』は大ヒットし、松本零士ブーム
 がヒット作となり、以降数々の松本アニメが作られましたが、彼のアニメブームは、1982年の
 『わが青春のアルカディア』『わが青春のアルカディア無限軌道SSX』の頃には、少し下火と
 なりブームは終焉。その後20年近くは、松本原作のテレビアニメは実現しなかった

 これらの経緯からもわかるように、本当に数々の作品を手掛けられ、一時はアニメブームとなり
 日本だけでなく、海外にまでも影響を及ぼし、海外へも出向かれたようです。
 そして、ブームが過ぎた後も手を止めずに書き続けておられましたので、以下の色々な受賞、
 受章を受けられておられますので、ご紹介しておきます。

受賞・受章歴について

 1954年 – 「漫画少年」第1回長編漫画新人賞
 1972年 – 第3回講談社出版文化賞児童漫画部門賞(『男おいどん』にて)
 1975年 – 第6回星雲賞 映画演劇部門受賞(『宇宙戦艦ヤマト』にて)
 1978年 – 第23回小学館漫画賞受賞(『銀河鉄道999』『戦場まんがシリーズ』にて)
 1978年 – 第7回日本漫画家協会賞特別賞(一連のSFシリーズにて)
 1979年 – 第24回映画の日特別功労賞
 2001年 – 紫綬褒章受章
 2003年 – 第8回アニメーション神戸特別賞受賞
 2008年 – 練馬区名誉区民
 2010年 – 旭日小綬章受章
 2012年 – フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章

※Wikipedia より情報入手

まとめ

 まだ、SF漫画(科学小説、空想科学小説)と聞きなれない時代から、書き続けられていた松本
 さんは、単純にすごいなぁと感じると共に、空想された世界をどんな感覚で描かれたのか
 聞いてみたかったという思いもありました。

 『宇宙戦艦ヤマト』なんて、宇宙に戦艦ヤマトが250年ぶりに蘇り、地球を救うといった
 かなり大きな発想で描かれていると感じています。又、『銀河鉄道999』は、宇宙空間を走る
 列車が未来空間を走るなんて、普通の感覚では思いもつかないですね。

 これらの作品の音楽も、大半の日本人なら、聞いたことがあるというほど、よく歌われて
 いたのも記憶しております。

 一つのことをこれだけ長い間、続けられてきた功績は誰にも勝ることはないでしょう。
 本当に、宇宙のどこかで出会いそうな方だとつくづく感じました。
 ご冥福をお祈りしますと共に、今まで有難うございました。そして、これからも。
 最後まで、お読み頂き有難うございました。

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