埼玉県を中心に千葉県、群馬県、茨城県、東京都、栃木県、神奈川県の1都6県に広く店舗展開している食料品を中心としたスーパーマッケトのヤオコーは、この度、群馬県渋川市にヤオコー店舗を新設することになったようなので、その施設の情報とヤオコーの店舗情報について調査しました。
ヤオコーが群馬県渋川市にオープン予定の店舗名・場所は?
名 称 : ヤオコー渋川店
場 所 : 群馬県渋川市行幸田272-2(JR上越線・吾妻線「渋川駅」から南西に約2km徒歩で約30分)
営 業 : 9:00~21:30
ヤオコーが群馬県渋川市にオープン予定の開業時期・規模は?
開 業 : 2024年10月30日 9:00 オープン予定
規 模 : 敷地面積:10,910㎡。店舗面積:2,121㎡。駐車場台数:161台、駐輪場台数:37台、バイク(10台)
この店舗周辺は、築10年以上の戸建て住宅が多く、渋川市の南に位置する吉岡町は、若年層の夫婦を中心に転入者が増加傾向にあり、商圏人口は、1km圏内1000世帯2000人、2km圏内5000世帯1万2000人、3km圏内1万1000世帯2万7000人程度となるようです。この店舗のコンセプトは「毎日の買い物が豊かで楽しく、喜びを実感できるお店」にし、地域に密着した健康的な食生活提案型スーパーマーケットとして営業していきたいとの意気込みのようです。
ヤオコーはどんな店舗?
ヤオコーは、埼玉県を中心に千葉県、群馬県、茨城県、東京都、栃木県、神奈川県の1都6県で店舗を展開しており、以下の特徴があります。
商品開発と産地開発・直輸入の仕入れ
他社との差別化を図るため、ヤオコー限定の美味しい商品の開発に力を入れており、人気商品「手握りおはぎ」は、店内で作りたてにこだわり、販売開始から15年経った今も多くの支持を集めているようです。又、日本各地はもちろん、ヨーロッパ、中国、東南アジア、南北アメリカなど、世界中から厳選した素材を調達するため、ヤオコーのバイヤーは精力的に活動されているようです。
プライベートブランド商品の販売
「安全・安心」はもちろん、信頼される品質と「美味しさ」、そして「手頃な価格」を実現するため、オリジナル商品の開発に力を注ぎ、独自ブランドとして、「Yes!YAOKO」や株式会社ライフコーポレーションとの共同ブランド「star select」を成長させているようです。又、産地開発の専門チームと連携し、高品質な原料を一括で調達して、部門を越えた商品の開発に取り組むことで、「ヤオコーならではの独自商品」をさらに進化していっているようです。
用途・シーン別品揃え、生活提案を提供
ヤオコーの強みは、各店舗が地域のニーズに応じた商品ラインアップや提案し、提供しており、地域ごとの食生活の習慣や、家族構成・年齢層には違いがあるため、旬の新鮮な食材やその食べ方や日常から特別なシーンまで、お客様が必要とし満足できる品揃えを提供されているようです。又、クッキングサポートでは、手軽で美味しい毎日のメニューの提案や食事に関する相談の場として、多くの支持を受けているようです。
F S P(フリークエント・ショッパーズ・プログラム) データを活用した販売戦略の取り組み
ヤオコーカードの導入により、FSPのデータを活用し、顧客の潜在的なニーズや店舗ごとの特徴を把握して、的確かつ迅速な売場提案や品揃えの改善を常に行っているようです。ヤオコーでは「顧客セグメント19」という独自のツールを開発し、顧客の購買傾向を分析し、各店舗や商品部門において、周辺に住む全てのお客様を顧客として迎えるための商品の開発やサービス向上に取組んでられます。
ヤオコーの歴史は?
ヤオコーは、かなり歴史の古いお店でしたので、簡単に紹介します。
1890年
川野幸太郎が埼玉県武州小川町に「八百幸商店」を創業。
1957年
川野清三が (有) 八百幸商店を設立。
1958年
セルフサービス方式の販売形態を導入した、スーパーマーケットに業態転換
1972年
旧嵐山店を開店し、本格的なチェーン展開に着手。
チェーン展開の実質的な第一号店となる、小川SC(ショッピングセンター)オープン。
1974年
(有) 八百幸商店を株式会社へ改組、 (株) ヤオコーを設立。
1978年
初の本格的なNSC店舗、小川ショッピングセンターを増床新装オープン。資本金を増資。
1979年
CI(コーポレートアイデンティティ)を決定。”ヤオコー”
1981年
コンピュータ総合システム「CAROL」を開発導入。
1985年
生鮮食品の大規模加工及び各店舗への低温配送システムの拠点となる生鮮センターを開設。
1989年
財団法人川野小児医学奨学財団の設立。
1993年
東京証券取引所市場第二部に上場。
1994年
千葉市に第1号店(みつわ台店)を開店。
1995年
常温物流の基地として、嵐山町に花見台配送センターを開設。
カルチャー事業部門を担う100%子会社 (株) ワイシーシーを設立。調剤薬局およびドラッグストア事業部門を担う、100%子会社 (株) 日本アポックを設立。
1996年
群馬県に第1号店(中之条店)を開店。栃木県に第1号店(足利店)を開店。当社本部ビルを川越駅西口前に竣工し10月より営業開始。
1997年
東京証券取引所市場第一部に指定替え。千葉・茨城両県への店舗展開に備え千葉物流センターを開設。
1998年
本店所在地を川越市に移転。茨城県に第1号店(牛久店)を開店。
1998年
ライフスタイルアソートメント型スーパーマーケットとして狭山店改装オープン。
1999年
群馬県伊勢崎市に伊勢崎物流センターを開設。
2002年
狭山チルドセンターを開設。生鮮センターを閉鎖し、デリカセンターとする。
2003年
川越南古谷店を開店。
2004年
ワカバウォーク店を開店。
2006年
東京都にフレスポ若葉台店を開店。(株)日本アボックのドラッグ事業部門を、(株)スギ薬局に事業譲渡。千葉県船橋市に新千葉センターを開設。千葉物流センターを閉鎖。
2007年
設立50周年を迎え、新CIロゴの設定。
2010年
「小型店フォーマット」実験店として所沢美原店オープン。(株) ヤオコービジネスサービスを100%子会社として設立。自社開発新NSC「the market place 佐倉」を開店。神奈川県に第1号店(「the market place 相模原」)を開店。
2011年
「環境対応型店舗(太陽光発電パネル設置)」の実験店として、立川若葉町店オープン。
2012年
ヤオコーカード誕生。創業120周年事業としてヤオコー川越美術館(三栖右嗣記念館)開館
川越的場店オープン。
2013年
プライベートブランド「Yes!YAOKO」誕生。東大和店オープン。(株) ライフコーポレーションとの、
共同開発PB「スターセレクト」スタート。
2014年
小川デリカセンターを閉鎖し、埼玉県東松山市にデリカ・生鮮センターを開設。
2015年
YAOKOネットスーパースタート。(株) 日本アボックを、アルフレッサホールディングス(株) に一部事業譲渡。連結子会社の(株) 三味を経営統合ららぽーと富士見店オープン。
2016年
農業事業「ヤオコーファーム」スタート。
2017年
八百幸成城店オープン(都市型小型店)。
2018年
東松山新宿町店オープン。当社サポートセンター(本社)を竣工し、12月より営業開始。
2019年
久喜菖蒲店オープン。川越市認可型事業所内保育所「ヤオコー川越保育園」開園。
2020年
創業130周年。所沢北原店の大改装 次世代旗艦店モデルの実験スタート。
2021年
一般財団法人ヤオコー子ども支援財団設立。
生鮮プロセスセンター機能を備えた「熊谷デリカ・生鮮センター」開設。資源リサイクル強化のため「ヤオコーエコセンター」開設。自社工場製造商品ブランド「eat!YAOKO」誕生。ヤングファミリー特化型店舗 和光丸山台店オープン。
2022年
「ボトルtoボトル」リサイクルスタート。AI自動発注 全店稼働。
2023年
草加物流センター開設。キャッシュレス決済サービスヤオコーPayスタート。都市型小型店(極小商圏フォーマット進化モデル)草加松原店オープン。プライベートブランド「Yes!YAOKO」の健康ライン「Happiness」誕生。
2024年
株式会社せんどうを連結子会社化。株式会社ヤオコーハーモニー設立。
以上のように、かなり歴史も古く、色々な取り組みをされている会社だとわかります。何と、「ボトルtoボトル」のリサイクルをする「ヤオコーエコセンター」を開設されているのは、かなり珍しいのではと思います。現在は、関東エリアがメインですが、今後は関西エリアにも展開されていく店舗だと思われます。
ヤオコー店舗は、関東エリア(埼玉、千葉、東京、神奈川、栃木、茨城、群馬)で何店舗?
埼玉県では、現在104店舗となります。
千葉県では、現在33店舗となります。
東京県では、現在14店舗となります。
神奈川県では、現在12店舗となります。
栃木県では、現在6店舗となります。
茨城県では、現在7店舗となります。
群馬県では、現在以下の16店舗となります。
店舗名 | 住所/電話 | 営業時間/詳細情報 | |
1. | 安中店 | 安中市原市2丁目1042番9 (027-380-2311) | 9:00~21:30 |
2. | スマーク伊勢崎店 | 伊勢崎市西小保方町368番地 (0270-30-7711) | 9:00~22:00 |
3. | 太田小舞木店 | 太田市小舞木町204-2 (0276-30-3411) | 9:00~21:30 |
4. | 桐生相生店 | 桐生市相生町一丁目124番1 (0277-55-5411) | 9:00~22:00 |
5. | 桐生境野店 | 桐生市境野町六丁目491番地の1 (0277-20-7611) | 9:00~21:30 |
6. | 高崎飯塚店 | 高崎市飯塚町1150-5 (027-370-2711) | 9:00~22:00 |
7. | 高崎井野店 | 高崎市井野町1042-3 (027-364-5321) | 9:00~21:00 |
8. | 高崎高関店 | 高崎市高関町301-1 (027-330-5211) | 9:00~21:30 |
9. | 館林アゼリア モール店 | 館林市楠町3648番地の1 (0276-76-8211) | 10:00~21:00 |
10. | 富岡店 | 富岡市一ノ宮1682番 (0274-89-2011) | 9:00~21:30 |
11. | 中之条店 | 吾妻郡中之条町大字中之条1864-1 (0279-75-2220) | 9:00~21:30 |
12. | 藤岡店 | 藤岡市森477番4 (0274-22-8511) | 9:00~21:30 |
13. | 前橋関根店 | 前橋市関根町一丁目2番地36 (027-230-8211) | 9:00~21:30 |
14. | 前橋箱田店 | 前橋市前箱田町118番地1 (027-280-6611) | 9:00~21:30 |
15. | 前橋日吉店 | 前橋市日吉町3丁目36番6号 (027-230-8411) | 9:00~21:30 |
16. | 前橋六供店 | 前橋市六供町四丁目1番地10 (027-260-8211) | 9:00~22:00 |
※ヤオコー渋川店が、オープンすると群馬県で17店舗目となります。
まとめ
今回、ヤオコー渋川店が群馬県では第17号として出店。この店舗は、「毎日の買い物が豊かで楽しく、喜びを実感できるお店」をコンセプトにして、地域に密着した健康的な食生活提案型スーパーマーケットとしているようなので、更に他のエリアでも増えていく店舗だと感じらますので、とても楽しみですね。次回は、更におすすめの商材を調べて紹介していきたいと思います。最後までお読み頂き、有難うございました。
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